ゆき珠さんに教えていただいたブログを紹介いたします。
保健所に収容された犬の殺処分を実際に見てこられた方の記事です。
家族を待てない犬たち1家族を待てない犬たち2大変立派な方だと思いました。
保健所では日々、こうしたことが行われていると知識として知っていても実際この目で見てくる勇気など私にはありません。
気が狂いそうになる。
この記事を読んで、悲しいとか悔しいとかそんな言葉では片付けられない何か違う感情を持ちました。
調べたところ平成16年度に全国で殺処分された犬猫の数は約39万。
(うち犬が約14万7千、猫が約24万3千)
以前どこかで読んだのですが、猫は犬より動くのでガスの回りが悪いらしく絶命するのに犬より長く時間がかかるそうです。
その分犬より長く苦しんでいるということになりますね。
生まれて間もなく殺される子犬子猫たちは一体何のために生まれてきたのでしょうか?
恐らくかつては可愛がられていた成犬成猫たち、どうしてこの様な結果になってしまったのでしょうか?
10年位前になりますが、ひとつ、忘れられない話があります。
私が大学時代の同級生の話です。
彼女の家ではプードルとヨーキーを飼っていました。
ヨーキーは先天的な病気があったとかで確か10年しないで虹の橋を渡りました。
その寂しさもあってか、彼女の家ではそれから間もなくして新しい犬を飼いました。
チワワのTちゃんです。
お互い犬好きなので「Tちゃんどうしてる?大きくなった?」なんて話で度々盛り上がりました。
そしてその度に「噛み癖がひどくて」ともよく言ってました。
まだ子犬だし歯が痒くて甘噛みしてるんだろう、私もそう思ってたし
彼女の家族もそう思ってたみたいです。
しかし時が経つにつれ彼女はTちゃんの甘噛みの話を深刻そうにするようになりました。
外で飼おうかとも思ったんだけど、もう1匹は家の中だし
あんな小さなTちゃんだけ外に置くなんて可哀想だし、なんて言ってたのを覚えてます。
それからあまりTちゃんの話題は出なくなりました。
数ヵ月後、たまたま何気なくTちゃんの話題を出したとき浮かない顔で彼女は話し始めました。
「実はTちゃんね、噛み癖が本当に酷くなって…それで決定的な事件が起こっちゃって…
これはもう駄目だってことになってペットショップに返したの。」
彼女の言い分はこうでした。
彼女の家は不動産系の自営業だったのですが、そこに来たお客さんの靴をTちゃんがオモチャにして噛んでしまった。
今まで飼っていた2匹はTちゃんと同じように育ててきたのに噛み癖もなくちゃんといい子だった。
買ってきたペットショップに相談したら新しい飼い主を探すからと言われたので返した。
どう思われますか?
噛み癖があると分かってたのならお客様が来るところへは入れなければいいと思う。
しつけの方法は間違ってなかったと言いたいのだろうけれど
一匹一匹違う個性があるのだから同じしつけをしてみんなが同じに育つとは言い切れないと思う。
いつも買うペットショップで信頼があるからお願いして返したと言ってたけれど
結局新しい飼い主さんが見つかったとかいう報告は受けてないみたいだった。
もしかしたら本当に新しい飼い主さんが見つかったかもしれない。(そう願います)
でも報告も無ければ自分たちから聞きにも行かなかったみたいなので
結局はそこまで心配はしてなかったのでしょう。
結局Tちゃんとは9ヶ月くらい一緒に暮らしてたみたいです。
そんなに一緒に居たのにどうして捨てられるの?
ペットショップに返したということは、きっと彼らにとっても苦渋の決断だっと思います。
でも自分たちが保健所に持っていくことに抵抗があるから
ペットショップに頼んだようなもの。
私にはそう感じられました。
結局人間は言い訳をして自分たちを正当化して動物に非があったようなことを言う。
大昔から人間と共に暮らしてきた犬たちだけど
今や人間が住む環境はだいぶ変わってきました。
人間の秩序に犬を合わせたいのなら
それなりの努力が人間にも必要でしょう。
それをどうして動物たちの所為だけにしてしまうのでしょうか。
偉そうなことを書いてしまいましたが
私は今、動物飼育不可のマンションに住んでいるので
保護された動物の里親や一時預かりすらもできず
街頭で募金をするくらいしか力になれません。
こうしてブログで訴えることにより一人でも多くの方にこの現実を知ってもらえたら幸いです。
何か行動を起こしてなくても、何かしらこの問題について考えて
そして意識をしてもらえればと思います。
動物にも命があって感情があって意思があるってことに気付いてほしい。
不幸な動物が一匹でも多く減りますように。
そして幸せな動物が一匹でも多く増えますように。