ひょんなことから知り合った日本大好きな男の子と会ってきました。
続きからどうぞ〜!
ベルギー人らしいのですが
日本語ペラペラなので
日本人とのハーフとかかと思いきや
まだ勉強しだして2年だとか。
日本にも1度しか行ったことがないと言ってました。
暇な日は日本語の勉強してるらしいし
彼の日本への情熱は半端無いです。
日本語についていくつか質問されたのですが
難しいですね!
「地点」と「位置」の違いなんて説明できなかった!
かれこれ日本人を☆年もやってきてるのに不甲斐無い…。
世界的に認められている日本語能力試験というのがあるらしく
その試験対策の本も見せてもらったのですが
楽しかったです。
「〜するにつれて」と「〜するにしたがって」の違いとか書いてあるのですが
微妙でした。
例文もあるのですが他の言葉で言い換えられてるだけで
どういう状況で使うか、という説明が無いんですよね。
あれはテキストだけじゃ難しいな〜。
両方とも「〜すると」と同じ意味だよ、と説明したら納得してたようです。
まだ知らない言葉はいつくかありましたが
(「克服」とか「ごみごみしてる」とか。でも「バタンキュー」は知ってた)
発音も綺麗だし、文法も殆ど間違いがなかったので
普通の日本人と話してる感じでした。
そして彼は日本に行ったとき
見た目だけで寄ってくる日本人が居て
とても不快だったみたい。
しかし目の不自由な方が彼に道を尋ねてきて
それがとても嬉しかったそうです。
見た目で判断されてないから。
ところで、こちらに来て
私のアイデンティティが日本に居たときと
全く変わりました。
日本で生活してたときは
女である、とか
事務員である、とか
詩吟が出来る、とか
そんなことばかりで
「日本人である」と言うことは殆ど意識していませんでした。
当たり前ですよね。
周りが全員日本人なんだから。
国籍を意識する機会が少なすぎる。
うーん、オリンピックのときくらい?
でもドイツ、というか外国に居ると
「日本人である」というのが大部分を占める。
女なんてことはもう忘れかけてます。
それはそれで危険です…。
なので、こっちで誰かと話すときは
ドイツ人の○○さん
スウェーデン人の××さん
と先ず初めに個人でなく相手の国籍を
無意識のうちに考え居ました。
それは日本語を話していないからであったり
見た目が日本人でないからであったり。
私のアイデンティティの1番が「国籍」だからであったり。
でも彼と話していて
それは相手に失礼なことだと気付きました。
仕方のないことなのですが。
外国人と話してるからその国の人の感覚にあわせようと
なんとなく自分を殺していたんですね。
これも無意識のうちに。
相手を気遣うことは必要ですが
自分を殺すこととは違う。
彼は日本で日本人として生きて生きたいようなのですが
でも残念ながら、
それは例えば私がこれからドイツでドイツ人として生きていくのと同じくらい
難しいことだと思います。
日本は特に島国だから
住んでる人間は殆どが日本人。
「見た目で判断するのはいけません」
というのは理想論であって
理想とは実現するのが難しい限り
理想であり続ける。
世界に国境がある限り
悲しいけど国籍の問題は消えないでしょう。
そして人種が存在する限り人種の問題も消えない。
それならせめて
「国籍」や「人種」を考えず「個人」と接するようにすべきかな、と。
彼と話すことによって
改めて目に見えないものについて考えさせられ勉強になりました。